モンスターペアレント対応を行う前には基本的な考え方を知っておく必要があります。まず、法律と教育の2つの観点から相手の主張を考えなければなりません。法律上もしくは教育上すべきことであると判断された場合は、可能な範囲で学校側で対応を実施することになります。ただし、モンスターペアレントの主張のほとんどは法律と教育のどちらの観点からも実施すべき内容ではないことが多いです。その場合は、毅然とした態度で本校では受け入れることができないと断るべきだと言えます。受け入れてしまえば相手の思うツボなので、学校全体で基本的な考え方を共有し、どの教員が対応する場合でも同じような対応が行えるようにしておくと良いでしょう。